不安になった時に書いてしまったモヤモヤ日記。

胸が苦しくなることってありませんか？

なんだか分からないけど胸騒ぎがする。
毎日とっても幸せなはずなのに急に不安になる。

私はたまに、とてつもない不安に襲われることがあります。

それは、なぜかはよく分かりませんが、
今までの山あり谷ありな人生が影響しているのかもしれません。

そんな時、無性に文章を書きたくなります。

いつも書いているような旅行ブログとかではなく
自分の心のモヤモヤを出したくなってしまうのですね。

だけど書いては消して、書いては消してを繰り返します。

元気なトマトでいないといけない。
ネガティブなことを書いても誰も喜ばない。
楽しいことを書かなくては。そう思ってしまうんですね。

インターネットってすごく世界が広がります。

私は学生時代に携帯小説を書いて、出版されて、
ただの女子大生の私でも自分で本を出せるんだと。
インターネットって本当にすごいなぁとめちゃくちゃ感動しました。

だからこそIT業界に興味を持ち、就職しましたし、
これからも自分で何かを発信していきたいと考えていました。

その反面、インターネットの恐ろしさも勉強しました。

• 発言には気をつけないといけない
• ネガティブコメントをすると嫌がられる
• 誰でも見れる環境だということを常に意識しないといけない
• 知らない間に人を傷つけてしまう可能性もある

ネット上にはたくさんの情報が流れています。
このブログもネットで流れている情報の一部です。

たくさんの情報が流れているから、
自分の記事はなかなか見つけられにくいのですが、
だけど見ようと思ったら誰でも見れます。

そこを意識した上で発言しないといけないのです。

私が学生時代の時は「mixi」が流行っていました。
友達に自分のブログを読んでもらえるのがとても嬉しかったです。

自分の日常を今よりもっと面白おかしく書いていました
（公開設定も友人までの公開でしたしｗ）

たぶん公開していたらお嫁に行けないぐらい
ぶっちゃけた自虐ネタでした。

友人までの公開だけど、やはりネガティブな日記はあまり書けませんでした。
見ている人を不快にさせていはいけない。

なんとか楽しいブログを書かなければと思っていたのです。

胸がモヤモヤするから誰かに聞いて欲しい。
でもブログには書けない。

書いては消して、書いては消して。
書いては消して、書いては消して。

それで、できあがったブログは、
本当に当たり障りのない文章。

ブログの前で3時間にらめっこしたのに
こんな当り障りのない文章しか書けないのかと、
自分に落ち込んだこともあります。

本当はこんなことが書きたいわけじゃないのに、と、
ネガティブモードな私は、自分のモヤモヤを発散させる場を探します。

私は小説という手を使うことにしました。
フィクションということで自分のコンプレックスとか
自分の悩みとかモヤモヤを登場人物に反映させたのです。

そうすると、夢中で書けました。
南野トマトというペンネームは誰にも教えていなかったし、
いわば、自己満の世界。

たとえ誰かに見られたとしてもタダの小説なので、
そんなにダメージはありません。
（いや、知り合いに読まれるのは恥ずかしいのですがね）

私の突然くる不安はいつも小説を書いて発散していました。

その小説が出版されて、私が南野トマトであるということを
リアルな友人にばらしてしまいました。

そうするとどうでしょう。

今までのように小説が書けなくなってしまったのですね。

再び起こる不安な気持ち。

こんなことを書いて変なやつだと思われたらどうしようとか、
こんなことを書いて引かれたらどうしようとか。

そう考えると、やはり何も書けなくなってしまうのです。

社会人になって4年が経って、
学生の頃より不安に襲われることは少なくなりましたが、
やはり昔と同様、ブログにネガティブなことを書いてはいけない
というのが頭に植えこまれています。

何が言いたいのか全く自分でも分かりませんが、
とりあえず、また小説でも書き始めようかなと思ったのでした。

とある日のモヤモヤ日記。終わり。