世の中には色んな人がいるんだなシリーズ　その２

こんばんは。
南野トマトです。

面白い事があったのでブログで報告です (*´∀｀*)

今日仕事の関係で心斎橋に行ってきました。

ほげーっとエレベーターを待っていると、
金ネックとサングラスを付けた、恰幅のよい明らか怖そうな2人組がやってきました。

どうやら怖そうな2人もエレベーターを待つ模様。

何これ、まさかの3人きり。

かなり怖いです！！！！

話しかけられる事は無いだろうと思いながら、
念のため話しかけてくれるなオーラを出すために手帳を開きました。

手帳を開いて3分経ちました。
まだエレベーターが下りてきません。

うーん。
気まずい空気が流れます。

（だいたい手帳を3分も見る必要があるのか私）

なんて心の中で一人突っ込みをしながら手帳を開き続けました。

ちょ、早くエレベーター到着してよ…！

なんて心の中で叫んでいると
「おい、ねーちゃん」
ドスの利いた声が聞こえました。

ええ。
その声は明らか怖そうな人が私に向けた言葉です。

わずか3秒で覚悟を決めました。

「は、はい。なんでしょう」

ドキドキしながら後ろを振り向きました。

ええ。あまり見ないようにしていたのですが、
怖そうな方は私の方をじーっと見ています。

「これ、何に見える？」

そう言って怖そうな人が取り出したのは100円玉。

「ひゃ、ひゃくえんですか？」

こわごわと答える私。

「そうや。百円や。これただの百円ちゃうねん」

そう言いながら、怖そうな人はなんとマジックを始めたのです！！！

まさかのマジックー( ´ ▽ ` )

「ほれ。100円、消えたやろ？」

怖そうな人はドヤ顔で私に言いました。

「はい！消えましたね！( ﾟдﾟ)すごい！」

興奮しながらそう言うと、

「おもろいやろ？エレベーターなかなか来んからな。サービスや」

怖そうな人はそう言ってにやりと笑いました。

なんだ？この人めっちゃ優しい！！！！

いやー。
人は見かけによらないんだなって思いました。

ただ怖そうな人がマジックしている間、
もう１人の怖そうな人は護衛のように動かずに、
私と怖そうな人のやり取りをただ見つめていました。

（その姿がまた怖かったのです）

その後、明らか普通の人が途中でエレベーターに乗ったのですが、
怖そうな人がいなくなったあとで、

「あの二人、ややこしそうな人やなぁ…」

って独り言のように言っていたので

「あ、でもさっきエレベーターで待っていたときにマジックしてくれたのですよ＾＾」

って言ったら、

「そうなんや。人は見かけによらんのやな」

って笑っていました。

なんかエレベーターを待っている間に、
緊張と楽しさと嬉しさと3つの感情を味わうことが出来ました。

いやー。
世の中には色んな人がいるんだなーって改めて実感しましたとさ (*´∀｀*)

ちゃんちゃん。