マズローの5段階欲求について考えてみた。

こんばんは。南野トマトです。
今日はマズローの5段階欲求について考えてみました。

マズローの5段階欲求って御存知ですか？
私は社会人になって初めて耳にした言葉でした。

だけど調べていけば調べるほど実に面白く、興味深い内容なのでメモがてら記事にします。

人間とは欲深い生き物です。
衣食住はしっかりあるのに、なぜか物足りなさを感じる。

それは、なぜか。マズローは、人間の欲求を5段階に分けて考えております。

まず初めに、誰でも持っている欲求。

「生理的欲求（physiological need）」

• お腹すいたー。
• 眠たいー。
• トイレ行きたいー。

これが生理的欲求。何をしてなくても自然と起こる欲求です。この欲求が満たされると、人間は次の欲求を求めます。

「安全の欲求（safety need）」

• 事故や災害は怖い。
• 健康でいたい。
• きちんと布団で寝たい。

生理的欲求は満たされているけど、安全も欲しいってことですね。やはりご飯も安全なものが食べたいし、病気にだってなりたくない。健康でいたいですものね。

「所属と愛の欲求（social need/love and belonging）」

次の欲求が所属と愛の欲求。生理的欲求と安全の欲求が満たされると、次に生まれる欲求です。

• 会社に所属している。
• 自分を受け入れてくれる人がいる。
• 一人でいるのは嫌だ。
• 愛されたい。

彼氏や配偶者が欲しいっていうのもこの欲求に入るのです。この所属と愛の欲求がないとうつ病とかになってしまうみたいです。愛は大事ですな。

「承認（尊重）の欲求（esteem）」

この承認（尊重）の欲求は2段階になっているようです。まずはじめに、他者から認められたいっていう気持ち。

• 会社の先輩から認められたい。
• 後輩にすごいと思われたい。
• 地位や名誉がほしい。

そんな欲求がこの承認（尊重）の欲求となります。だけど他者から認められるだけで満足するのではなく、今度は「自分自身が自分を認める」ことが重視されます。人からすごいと思われていても自分自身の劣等感があると承認（尊重）の欲求は満たされません。

「自己実現の欲求（self-actualization）」

今までの4つの欲求が満たされていても、やっぱり何か物足りない。なんだかそわそわする。満たされない。不満になってしまう。

最後は自己実現の欲求です。

• 自分の能力を具現化する。
• 私はこれが好きだからこれをする。
• もっと成長したい。
• 新しいサービスを作りたい。

自分が得意とする能力で自分が何かを作り得ること。これが自己実現の欲求だと私は考えています。人間は日々成長したいと考えていると思うのです。自分の頭の中の想像を具体化できたらそれはとても満足するのでしょう。

「自己超越」(self-transcendence)

しかし5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表した。

1. 現実をより有効に知覚し、より快適な関係を保つ
2. 自己、他者、自然に対する受容
3. 自発性、単純さ、自然さ
4. 課題中心的
5. プライバシーの欲求からの超越
6. 文化と環境からの独立、能動的人間、自律性
7. 認識が絶えず新鮮である
8. 至高なものに触れる神秘的体験がある
9. 共同社会感情
10. 対人関係において心が広くて深い
11. 民主主義的な性格構造
12. 手段と目的、善悪の判断の区別
13. 哲学的で悪意のないユーモアセンス
14. 創造性
15. 文化に組み込まれることに対する抵抗、文化の超越

（参考：wiki）

す、すごすぎるですね！
こんな人間になりたい。と、心の底から思いました。わたし。

仕事で成功をしてお金も持っていて、すご～く心の広い人と話した時に、なんでこの人は何でも持っているのに、私なんかに優しくしてくれるのだろう・・・。なんて思ったことがあります。

だけど、その人にとってはそれは当たり前な事だったのかもしれないです。

私も、いつかこの5段階欲求を満たして、素敵な人間になりたいなって心の底から思います。

自分はいったいどこまでの欲求が満たされているのか・・・。それをはっきりさせて、あとはゆっくりと欲求を満たすという目標を持っていけば、ゲームみたいに楽しくなるのかなって思いました。

さーてと。とりあえず、がんばろう！